2025年1月8日、3Sの学生を対象に半導体特別講座を開催しました。講師には本校の卒業生であるSIIQの神田 誠 様(機械工学科 第13期生)をお迎えしました。
最近、学生たちは半導体やAIに強い関心を持っています。特に3年生は、これから就職先や進学先を本格的に考える時期です。そこで、講座の内容は半導体の概要や九州の半導体関連企業について知ってもらうことを目的に設定しました。
九州、特に熊本にはTSMCをはじめとする多くの半導体関連企業が存在します。学生たちは普段から関心を持ちながらも学ぶ機会が少ない半導体について、企業の方から直接話を聞く貴重な機会となりました。
講座では、半導体の概要や今後の展望、なぜ九州に多くの半導体工場があるのかといったテーマが取り上げられ、学生たちは日常生活に欠かせない半導体について深く考える時間を持つことができました。
多くの学生が講義内容に満足し、「身近な半導体について考える良い機会になった」「就職先として半導体関連企業に興味を持った」といった好意的な意見が寄せられました。一方で、「日本の半導体産業の低迷にショックを受けた」といった意見もありました。
今後も、半導体関連の特別講義を企画し、学生たちの学びの機会を広げていきたいと考えています。
なお、SIIQは一般社団法人 九州半導体・デジタルイノベーション協議会の愛称です。
