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公開講座「ミクロの世界をのぞこう!! ~さわれる!? 見えない世界~」を実施しました!(令和7年7月20日開講)
ようこそ、見えない世界へ!
突然ですが、下の画像、一体何に見えますか?
まるで宇宙の景色…?それとも不思議な鉱物?

実はこれ、「米麹(こめこうじ)」を電子顕微鏡で拡大した写真なんです!
菌糸がまるで森のように広がり、普段は見えないミクロの芸術が浮かび上がってきました。
7月20日(土)、今年度2回目となる公開講座「ミクロの世界をのぞこう!!~さわれる!? 見えない世界~」を開催しました。
普段目では見えない「ミクロの世界」を、実際の電子顕微鏡を使ってじっくり観察。米麹のほかにも、髪の毛や砂糖、塩など、さまざまな素材がスクリーンに映し出され、その不思議な構造に参加した子どもたちは夢中になっていました。
講座では観察だけでなく、見えた世界を3Dプリンタで立体化する体験も!
ふだんは“見られない・触れられない”世界を、手に取って観察できることに、子どもたちは大興奮。理科が好きな子も、ちょっと苦手な子も、「楽しかった!」と笑顔で話してくれました。
そして、昨年度から導入された電子顕微鏡の遠隔操作機能も引き続き大活躍中!
次回講座は、8月30日(金)に開催予定!
次は一体どんな「ミクロの世界」が現れるのでしょう?


半導体特別講座を開催しました
2025年1月8日、3Sの学生を対象に半導体特別講座を開催しました。講師には本校の卒業生であるSIIQの神田 誠 様(機械工学科 第13期生)をお迎えしました。
最近、学生たちは半導体やAIに強い関心を持っています。特に3年生は、これから就職先や進学先を本格的に考える時期です。そこで、講座の内容は半導体の概要や九州の半導体関連企業について知ってもらうことを目的に設定しました。
九州、特に熊本にはTSMCをはじめとする多くの半導体関連企業が存在します。学生たちは普段から関心を持ちながらも学ぶ機会が少ない半導体について、企業の方から直接話を聞く貴重な機会となりました。
講座では、半導体の概要や今後の展望、なぜ九州に多くの半導体工場があるのかといったテーマが取り上げられ、学生たちは日常生活に欠かせない半導体について深く考える時間を持つことができました。
多くの学生が講義内容に満足し、「身近な半導体について考える良い機会になった」「就職先として半導体関連企業に興味を持った」といった好意的な意見が寄せられました。一方で、「日本の半導体産業の低迷にショックを受けた」といった意見もありました。
今後も、半導体関連の特別講義を企画し、学生たちの学びの機会を広げていきたいと考えています。
なお、SIIQは一般社団法人 九州半導体・デジタルイノベーション協議会の愛称です。

企業見学を実施しました(電子制御工学科3年生)
電子制御工学科3年生が特別活動におけるキャリア教育の一環として、京セラ株式会社の国分工場を令和6年10月30日(水)に見学しました。
国分工場は鹿児島高専のある同じ霧島市にあり、学校から車で15分程度と比較的近い場所に位置しています。本校卒業生も多く活躍しています。
現地では電子部品の製造過程についての説明や工場施設見学を実施していただきました。参加学生の多くがものづくり現場を見るのは初めてだったようですが、様々な工夫がなされた最新の工程に興味津々のようでした。また、国分工場から少し離れた場所にあるR&Dセンターも見学し、研究開発や会社の福利厚生についての説明もして頂きました。
学生の皆さんにとって、学校で学んでいることがどのように生かされるのかを知るとともに、これからの進路を考える良い機会になったものと思います。

保護中: 特別講座で外資系企業によるセキュリティ講話が行われました
2年生向け卒業研究見学を開催しました
公開講座「ミクロの世界をのぞこう!! ~さわれる?!見えない世界~」を実施しました。 (令和6年11月2日開講)
ミクロの世界を探検しよう!
みなさん、この画像は何だと思いますか?

実はこれ、中学生の髪の毛の拡大図なんです!キューティクルがとてもきれいに映し出されていますよ。
11月2日(土)に、「ミクロの世界をのぞこう!!」というワクワクする講座を開催しました。
電子顕微鏡を使って、普段は見えない小さな世界を覗いてみたんです。
参加した小中学生たちは、電子顕微鏡で観察したものを3Dプリンタで実際に形にするという、まるで科学者になった気分を味わいました。
みんな、科学の楽しさに目を輝かせていましたよ。
さらに、今年からは遠隔操作も可能になったので、学校に居ながらにしてミクロの世界を探検できるようになりました。
12月7日(土)に同様の講座を予定しています。興味のある人は、ぜひ参加してみてください。科学の新しい魅力を発見できるチャンスです!


奈良先端大 NAIST STELLAプログラムへの参加
電子制御工学科2年 小嶺倫太朗くんは,奈良先端科学技術大学院大学が行っているNAIST STELLA プログラムの二期生に応募し,現在活動を行っています。NAIST-STELLAは,高校生・高専生を対象とした科学技術と探究・研究を学ぶ教育プログラムで,小嶺くんは奈良先端大・松本先生の指導を受けながら,研究テーマについて検討をしています。今夏,小嶺くんは,プログラムの一環で奈良先端科学技術大学院大学,国際日本文化研究センター,DMG森精機(伊賀工場)等を訪問しています。現在の活動は,論文を読んで研究テーマを模索しつつ,担当の松本先生とのオンラインミーティング,メンターの大学院生への質問等を行っています。また,11月末には,研究テーマを決定し,その報告会に参加する予定となっています。
この教育プログラムは,研究の成果を基に3年生となる次年度も継続して取り組むことができます。ぜひ,良い成果を出して,次年度も引き続きプログラムに参加できることを期待しています。

NECネッツエスアイ株式会社主催の「ビジネス創出基礎研修」に参加
本学科の3年生2名、1年生2名が、NECネッツエスアイ株式会社主催の「ビジネス創出基礎研修」に参加しました。この研修は、NECネッツエスアイ株式会社との連携を通じて、アントレプレナーシップのスキルやマインドセットを育成し、高専機構が推進するスタートアップ教育に大きく貢献しています。
8月26日・27日には東京日本橋オフィスを見学し、キックオフミーティングと研修に参加しました。参加しました。9月3日にはメンター(指導者・助言者)を務めていただいた本校卒業生であるNECネッツエスアイ社員2名が本校を訪れ、「カーボンニュートラル」をテーマに、課題を抱える顧客の発見や課題の深掘り、そしてアイデアの具体化を一緒に検討しました。9月12日には福岡天神ビジネスセンターで開催された成果発表会に大分高専とともに参加し、奈良高専と企業は別会場からそれぞれのアイデアを発表しました。発表を通して、様々な視点や発表資料の作成方法、効果的なプレゼンテーション技術について学ぶことができました。
今回の研修を通じて、学生たちはものづくりにおけるアントレプレナーシップを深く学び、非常に有意義な経験を得ることができました。この経験を今後の学校生活にもぜひ活かしてもらいたいと思います。

公開講座「KOROBO Liteの製作及びプログラム作成によるものづくりと制御の体験」
8月10日(土)に公開講座「KOROBO Liteの製作およびプログラム作成によるものづくりと制御の体験」を実施しました。定員4名に対し、16名もの応募をいただき、抽選に漏れた方々には申し訳ありませんでした。講座は、電子制御工学科の教員1名と5年生の学生3名が担当し、小学6年生1名、中学1年生2名、中学3年生1名が参加しました。
講座では、まず鹿児島高専の紹介を行い、その後、1時間かけてKOROBO Liteの製作を行いました。続いて、前後進や左右の回転、ブレーキ、停止、ループ、分岐などの基礎的なプログラムを学習しました。また、光センサーの仕組み(LEDとフォトトランジスタ)の説明を行い、ライントレースなどの応用的なプログラムも作成しました。
講座後のアンケートでは、全員が「十分満足できた」と回答しましたが、一部には「もう少し難しい内容を聞きたかった。」との意見もありました。来年もこの講座を実施予定ですので、興味のある小中学生の皆さんはぜひご参加ください。
