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「半導体ってなに?―身近なふしぎをさぐろう―」を開催しました!
10月5日(日)、小中学生を対象にした新講座「半導体ってなに?―身近なふしぎをさぐろう―」を開催しました!
スマホやゲーム機、家電など、私たちの生活に欠かせない“半導体”について、現役高専生がわかりやすく&面白く解説しました。
講座では、
🔹 半導体ってそもそも何?
🔹 どんなところに使われているの?
🔹 実際に回路を組み立ててみよう!
…といった内容を、実習を交えながら楽しく学びました。
専用キットを使った回路づくりでは、LEDが光った瞬間に「わあっ!」と歓声が!
自分の手で組み立てた回路がちゃんと動く体験は、生徒さんにとって大きな達成感だったようです。
参加した生徒さんからは、
「楽しかった!」
「半導体に興味を持てました!」
「ほかの回路も組み立てたい」
といった声が届きました。
次回予告
この講座は、11月に2回、12月に1回の開催を予定しています(すべて土日祝)。
募集情報は学科HPなどで随時お知らせしますので、ぜひチェックしてみてください!
高専教員&学生一同、皆さんのご参加を心よりお待ちしています!


KTC技術研修会での特別講演で本学科OBが講演

本校の産学官連携活動を支援する鹿児島高専テクノクラブ(KTC)の本年度第2回目の技術研修会が令和7年9月19日(金)にホテル京セラで開催されました。
今回の技術研修会の特別講演では、本校の電子制御工学科のOBであり、現在は愛知県にあるi Smart Technologies株式会社のCOO(最高執行責任者)である松下隼人さんが、「付加価値ファーストの製造業のDX戦略:旭鉄工/iSTCの挑戦とデータドリブン経営」というテーマで講演しました。

現在、そしてこれからの世の中で必要不可欠であるDXの業界で活躍している松下さんの話は、KTC会員企業の方々にとって有益な情報を得る機会になったと思います。今後もさらに活躍してくれることを期待しています。
公開講座「KOROBO Liteの製作およびプログラム作成によるものづくりと制御の体験」
8月8日(金)に開催予定だった公開講座「KOROBO Liteの製作およびプログラム作成によるものづくりと制御の体験」は、記録的な大雨の影響により延期となり、8月31日(日)に実施しました。
当初定員4名に対し9名の応募があり、抽選を行いましたが、延期に伴い再度抽選を実施しました。残念ながら抽選に漏れた方々には心よりお詫び申し上げます。
当日は、電子制御工学科の教員1名と学生4名(5年生)が講師を務め、小学5年生3名、中学2年生1名の計4名が参加しました。講座では、まず鹿児島高専の紹介を行い、その後1時間をかけてKOROBO Liteの製作に挑戦しました。続いて、前進・後退・左右回転・ブレーキ・停止・ループ・分岐などの基礎的なプログラミングを学び、さらにライントレースや障害物回避といった応用プログラムにも取り組みました。
参加者アンケート結果
Q1. 講座の内容は楽しかったですか?
- 楽しかった …… 4名
- 普通 …… 0名
- 楽しくなかった …… 0名
Q2. 講座の内容についての感想は?
- 分かりやすい内容であった …… 3名
- 少し難しかったが、理解できた …… 1名
- 難しすぎた …… 0名
Q3. 講座全体の満足度は?
- 十分満足できた …… 4名
- だいたい満足できた以下 …… 0名
来年度も本講座の開催を予定しています。興味のある小・中学生の皆さんのご参加をお待ちしています。
当日講師を務めた学生の感想
- A:「楽しく学べ、子どもたちとの会話もとても楽しく良い経験になりました。」
- B:「子どもたちは好奇心旺盛で、ロボットの製作や動作に目を輝かせていました。教える立場としても楽しかったです。」
- C:「子どもたちの発想に驚かされる良い経験になりました。」
- D:「今回の講座を通して、自分自身もいい経験になり、また、少しでも多くの人が鹿児島高専に興味を持ってくれることを期待しています!」

隼人錦江スポーツクラブと連携したプログラミング・ロボット講座を実施しました
鹿児島高専と霧島市を活動拠点とするスポーツクラブ「NPO法人 隼人錦江スポーツクラブ」が連携した公開講座として、プログラミング・ロボット講座を令和7年8月19日(火)、20(水)、25(月)の3日間(各午前中)に実施しました。
小学6年生~中学2年生までの6名が参加し、1日目は学習用の走行ロボットの組み立てと制御用ソフトウェアの学習、2日目は走行ロボットのモータやLED、各種センサを使った制御プログラムについて演習を交えながら学習しました。3日目は提示された課題を解決するプログラムについて、参加者それぞれの自由なアイデアで各パーツをどう制御するかを考え、クリアするまでチャレンジしました。講座は本学科教員と技術室の技術職員が担当し、受講生の演習などのサポートを行いました。また、閉講式では本校の上田悦子校長がロボット技術やロボットコンテストなどについての話をされました。
はじめは緊張していた様子の受講生の皆さんでしたが、自ら工具等を使用して組み立てた走行ロボットが完成した後は、積極的にプログラム作成に挑戦し、自由に制御することを楽しんでいました。3日間の講座を通じて、楽しく一生懸命取り組んでいる様子がみられました。
今後も鹿児島高専と隼人錦江スポーツクラブが連携した講座は企画される予定です。

公開講座「ミクロの世界をのぞこう!! ~さわれる!? 見えない世界~」を実施しました!(令和7年7月20日開講)
ようこそ、見えない世界へ!
突然ですが、下の画像、一体何に見えますか?
まるで宇宙の景色…?それとも不思議な鉱物?

実はこれ、「米麹(こめこうじ)」を電子顕微鏡で拡大した写真なんです!
菌糸がまるで森のように広がり、普段は見えないミクロの芸術が浮かび上がってきました。
7月20日(土)、今年度2回目となる公開講座「ミクロの世界をのぞこう!!~さわれる!? 見えない世界~」を開催しました。
普段目では見えない「ミクロの世界」を、実際の電子顕微鏡を使ってじっくり観察。米麹のほかにも、髪の毛や砂糖、塩など、さまざまな素材がスクリーンに映し出され、その不思議な構造に参加した子どもたちは夢中になっていました。
講座では観察だけでなく、見えた世界を3Dプリンタで立体化する体験も!
ふだんは“見られない・触れられない”世界を、手に取って観察できることに、子どもたちは大興奮。理科が好きな子も、ちょっと苦手な子も、「楽しかった!」と笑顔で話してくれました。
そして、昨年度から導入された電子顕微鏡の遠隔操作機能も引き続き大活躍中!
次回講座は、8月30日(金)に開催予定!
次は一体どんな「ミクロの世界」が現れるのでしょう?


半導体特別講座を開催しました
2025年1月8日、3Sの学生を対象に半導体特別講座を開催しました。講師には本校の卒業生であるSIIQの神田 誠 様(機械工学科 第13期生)をお迎えしました。
最近、学生たちは半導体やAIに強い関心を持っています。特に3年生は、これから就職先や進学先を本格的に考える時期です。そこで、講座の内容は半導体の概要や九州の半導体関連企業について知ってもらうことを目的に設定しました。
九州、特に熊本にはTSMCをはじめとする多くの半導体関連企業が存在します。学生たちは普段から関心を持ちながらも学ぶ機会が少ない半導体について、企業の方から直接話を聞く貴重な機会となりました。
講座では、半導体の概要や今後の展望、なぜ九州に多くの半導体工場があるのかといったテーマが取り上げられ、学生たちは日常生活に欠かせない半導体について深く考える時間を持つことができました。
多くの学生が講義内容に満足し、「身近な半導体について考える良い機会になった」「就職先として半導体関連企業に興味を持った」といった好意的な意見が寄せられました。一方で、「日本の半導体産業の低迷にショックを受けた」といった意見もありました。
今後も、半導体関連の特別講義を企画し、学生たちの学びの機会を広げていきたいと考えています。
なお、SIIQは一般社団法人 九州半導体・デジタルイノベーション協議会の愛称です。

企業見学を実施しました(電子制御工学科3年生)
電子制御工学科3年生が特別活動におけるキャリア教育の一環として、京セラ株式会社の国分工場を令和6年10月30日(水)に見学しました。
国分工場は鹿児島高専のある同じ霧島市にあり、学校から車で15分程度と比較的近い場所に位置しています。本校卒業生も多く活躍しています。
現地では電子部品の製造過程についての説明や工場施設見学を実施していただきました。参加学生の多くがものづくり現場を見るのは初めてだったようですが、様々な工夫がなされた最新の工程に興味津々のようでした。また、国分工場から少し離れた場所にあるR&Dセンターも見学し、研究開発や会社の福利厚生についての説明もして頂きました。
学生の皆さんにとって、学校で学んでいることがどのように生かされるのかを知るとともに、これからの進路を考える良い機会になったものと思います。


