小学校での出前講座を実施しました!

 令和6年1月26日(金)、霧島市立中福良小学校へお邪魔し、「ロボット制御を体験しよう」というテーマで出前型の体験講座を実施しました。
 小学3年生~6年生の8名の生徒さんに受講いただき、モータやセンサの使い方、これらを組み合わせた走行車モデルの制御プログラムづくりに取り組みました。
 講座は電子制御工学科の5年生8名と教員2名が担当し、説明などは本校学生が主体となって行いました。

 最初は緊張している様子もみられましたが、講座がはじまると緊張もほぐれ、和気あいあいと熱心に取り組んでいました。考えたプログラムどおりに動いた時には、教室に歓声があがり、大いに講座を楽しんでいただけたようでした。
本校の学生にとっても、今回の機会は大変貴重な経験となったようです。

 本講座は鹿児島高専が展開するSTEAM教育出前講座の一環としての実施であり、他にも様々なテーマで出前講座を実施しています。
 出前講座にご興味のある場合は、本校企画係へお問い合わせください。

上田校長先生が特別講座(4年生)で講演されました!

 電子制御工学科4年生では「特別講座」という科目を開講しています。
 令和5年11月6日の講座では本校の上田悦子 校長先生にご講演をいただきました。先生が研究者を目指された経緯、これまで取り組んでこられた研究や現在の研究内容、キャリア形成についてなど、大変わかりやすく、楽しくお話ししていただき、学生も熱心に聴講していました。講演後の質疑応答も活発に行われ、学生にとってこれからの将来を考える貴重な時間となったようです。
 特別講座では研究や技術、地域の話題など、幅広い分野から講演テーマを設定し、実社会で活躍している方々の講演を展開しています。本講座が学生の幅広い視野形成の一助となるよう期待しています。

創作活動のご紹介(電子制御工学科1年生)

 鹿児島高専の1年生では「創作活動」という科目を開講しています。
 この科目はグループワークを中心として、提示されたテーマについて取り組む実践的な内容となっています。今年度はノートPCなどの情報端末などを用いて、あるテーマに沿った動画を作成することに取り組み、テーマの一つとして、近年、話題になることの多い「SDGs」を取り上げました。
 グループごとに「SDGs」の17の目標、169のターゲットの中から一つを選んでもらい、『「SDGs」についての関心や理解を深めてもらうための動画をつくる』ことに取り組みました。グループでの話し合いや役割分担しての情報収集やデータ作成を行い、また、動画を効果的にみせるためのテロップやBGMなどの技術的な工夫について、一生懸命取り組んでいました。
 終盤には発表会を実施し、全グループの作品の発表を通じて、それぞれが行った工夫について学んだり、改善点などについて意見交換をしたりしました。
 高専に入学して、専門学科のメンバーで初めて実施するグループワークということもあり、当初は緊張している様子も見られましたが、回を重ねるごとに楽しんで取り組んでいるようでした。皆で話し合いながら、一つの課題に取り組むことの楽しさを感じてもらえたと思います。

公開講座「ロボット制御を体験しよう」を実施しました。 (令和4年8月22日開講)

8月22日(月)に「ロボット制御を体験しよう」というテーマで、レゴブロックで作ったロボットのプログラミング体験ができる講座を実施しました。

小学5年生から中学3年生の生徒が参加し、また、ご家族の方も多く一緒に受講され、親子で熱心に取り組んでいる様子がうかがえました。基本学習のあと、センサやモータの制御を組み合わせて、障害物を回避して自動で走行するプログラミングについて挑戦してもらい、楽しんでいただきました。

本講座は教育用ロボットキットおよびパソコンを使用して、ロボット制御およびプログラミングの基礎を楽しく学べる内容となっています。今回、募集人数を大幅に上回る応募をいただきましたので、抽選のうえ、午前の部と午後の部の2回にわけて講座を実施しました。ご参加いただけなかった皆様には大変申し訳ありませんでした。次の機会に是非、お申込みいただければ幸いです。

電子制御工学科では他にも公開講座を開講しています。講座についての詳細は鹿児島高専ホームページにてご案内していますので、是非ご覧ください。

電子制御工学科3年生「創造設計Ⅰ」のご紹介

電子制御工学科3年生では「創造設計Ⅰ」という科目を1年間の通年科目として、開講しています。

この科目は課題解決型の実践的科目で、提示された課題を解決するためのロボットを学生自らアイデアを提案し、設計から製作までを行っています。1クラスが10チームに分かれて、アイデア検討や製作作業を経て、最後にコンテスト形式での発表会を実施しています。1チームは4名~5名で構成されています。

個人アイデアやグループアイデアのディスカッションを経て、3D-CADを用いた設計、操作するための制御回路の作成、レーザー加工機などの工作機械を用いた部品製作など、3年生までに電子制御工学科で学んだ知識や技術をフルに活用して、自分達で考えたものを「カタチ」にしていく科目です。

年明け1月のコンテストに向け、各チームがそれぞれのアイデアを実現すべく、熱心に取り組んでいるところです。どのようなマシンが出てくるのか楽しみです。