2021年12月18日土曜日に、93社の企業にご参加いただき、「鹿児島高専生のための合同企業セミナー」を開催しました。今年度は、新型コロナの影響により、オンライン形式(Live説明形式)で開催しました。
電気電子工学科の学生達は、メモを取りながら、企業説明を真剣に聞いており、これからの就職活動に向けて良い機会になったと感じています。
本校開催の公開講座のひとつ「電気電子ビルダーズ ~スマホ操作バギーカー~」を令和2年12月に実施しました.
◇電気電子回路ビルダーズ ~スマホ操作バギーカー~
日時:令和2年12月26日(金) 13:30~15:20
担当:今村先生、屋地先生
参加者:小学4年生~中学2年生 4人 ※コロナ禍のため、縮小して実施しました
回路作成後、簡単なプログラミングにて、機能を追加しいきました。
そして、PCのブラウザでバギーカーを操作する動作テスト、LEDの点滅、LED明るさ制御の動作テストをしました。
皆さん楽しんで作ってくれました。ありがとうございました。
2020年4月新型コロナ感染が拡大する中、鹿児島高専電気電子工学科に入学した10名にある使命が課せられた。
教員A「今年は高専の一大イベント体験入学ができそうもない。しかし、多くの県内中学生が楽しみに待っている。みんなどうしたらいいだろうか。」
学生「先生、僕らモノづくり好きなんで、何か作って、それをホームページで公開するのはどうでしょうか。」
教員B「Goodアイデア!それはいい。では、君たち何か作れるかい!何がいい?」
学生「作ります!やっぱり、電気電子なんで、電気回路とプログラムとセンサを使ったものがいいです!」
教員C「それならうってつけのやつがあるよ。倒立振子ロボットだ。これやってみるかい?ただし、放課後だよ?」
学生「先生、やります。作りたいです。放課後でもやりたいです!」
教員A「よし、わかった。じゃ、作ろう。県内の中学生を笑顔にして、世界をPeaceにできるモノづくりをしよう!」
ということで始まったのが電気電子創作活動「Peace同好会」です。これは放課後に電気電子工学科1年生10名がモノづくりを通して成長していく物語です。
これが倒立ロボットだ!手のひらにホウキを乗せてバランスをとるあれですね。
さっそく作業開始だ!電気電子楽しいね~。ね。ギヤボックス作ろうぜ。タイヤを取り出してとギヤボックスはプラモデルと似てるから楽勝だよ。ここはこうだよね。いやちがうでしょ。お~い、けんかするなよ~。ギヤボックスの位置はこのあたりでいいかな。うん、いいと思うよ。
次ははんだ付けにはいりま~す。先生、このはんだ付け細かすぎますよ。それが電気電子のいいとこじゃん。電気電子って繊細なんですね~。電気ってむずいけど、意外と楽しいな!学生「先生、電気電子どうですか。」先生「楽しいよ!」放課後にPeaceしてま~す。
次はいよいよ。配線にはいりま~す。ピンソケットは向きがあるから注意してね。地味~に電線にソケットつけてます。これがきれいに仕上げるコツだそうです。これどこの部品け?これがマイコンてやつか~。マイコンをソケットに挿入してと。配線まで終わりました。俺たちもようやく形ができてきたね。電池入れて、とりあえず、完成!
いや、プログラムがまだでしょ。プログラムの開発環境を設定しよう。プログラムってなんか英語みたいですね。面白そう。やりたいです。1年生「こういうプログラムがいつできるようになるんですか。」専攻科生「2年生ぐらいにはできるよ。よし、ダウンロード完了したよ。」さっそくやってみよう!一瞬立ちますが、すぐ倒れます。。。涙 どこがうまくいかないのかチェックしてみようか。それならゲインを調整してみよか。専攻科生ってもうエンジニアみたいですね。もう一回リトライしてみます。今度は立ちました。倒れません!うまくいきました。本当に立つかな?立つよ!本当だ。回路とセンサとプログラムで動いてるんだって!プログラムは俺がやるよ。俺がやるよ。俺が。みんな仲良くしろよ~。先輩、僕たちの立ちません。何がよくないんでしょうか。初期位置をちゃんとロボットに教えてからだよ。先輩、すごいっす。専攻科ってすごいんですね。みんな完成したね!ほんとに立ってるわ!できると思わんかった。。。信頼性が上がると、荷物も持たせられるよ。いじめてるわけじゃないから。ドライバ挿されて、ちょっかい出されてもへこたれないんだ~。ちょっかい出されても立ち続けるなんて。お前すごいぞ!
ということで記念撮影しよか。前期のPeace活動楽しかったです!
教員A「て、終わりじゃないから!これから、倒立ロボットの理論を勉強します。」
学生「え~、寮飯が。」
教員A「作るだけじゃだめだ!理論もやるのが、高専だから!」
学生「はい!知りたいです!」
まずは、本体の部品の構成だ!次は、回路の構成だ。専攻科生の知識、半端ないって!次はプログラム、ソフトウェアのフローチャートだ。専攻科生「このロボットには、現代制御が使われててね。」学生「現代制御???」教員「5年生あたりで少しずつ習うからね」学生「え~それやったんですか?」教員「まずやってみること大事だから!」放課後にこの真剣な表情。電気電子工学科に入ってくれてありがとう!みんな成長が楽しみです。これから5年間、ひょっとして7年間楽しい学生生活を!
完
最後までご視聴、ありがとうございました。
本校開催の公開講座のひとつ「電気電子ビルダーズ ~夏のイルミネーションを作っちゃお!~」を実施しました.
◇電気電子ビルダーズ ~夏のイルミネーションを作っちゃお!~
日時:令和元年 8月23日(金) 13:30~15:30
担当:屋地先生,今村先生
参加者:小学4年生~中学3年生
内容:トランジスタ,IC,圧電スピーカ,LED,ブレッドボードなどを用いて,夏の夜にぴったりのランプシェードを作りました.
回路としては,光を感知するセンサーを使っていて,まわりが暗くなると(センサーに入ってくる光が少なくなると)ランプシェードが点滅し,メロディが流れます!
ランプの点滅の速さなども,変えることができます!
皆さん楽しんで作ってくれました.ありがとうございました.
当日の資料を添付します.公開講座2019_イルミ_HP掲載用comp_compressed
平成30年12月16日(日)9:00~12:00に本校開催の「冬の公開講座(高専チャレンジ)」にて公開講座を実施しました。
◇電子工作!光る・鳴るピンポン雪だるま
担当:屋地先生、逆瀬川先生
参加者:小学5年生~中学2年生
ピンポン玉を使って、雪だるまのイルミネーションを作りました。回路としては、センサーを使っていて、暗くなると、LEDが光る!クリスマスソングが流れる!を実現しています。
皆さん、楽しんで作ってくれました。ありがとうございました。
平成30年8月20(月)、8月28(火)、8月29(水)に本校にて公開講座を実施しました。
ボタンを押すとLEDが光る回路製作を体験したあと、金属探知機を作りました。2018年度の一日体験入学で実施した金属探知機を公開講座でも実施しました。家で私の息子にも作ってもらいました!
ボタンとLED、メロディーIC等を使った簡単な電子回路の作製体験をしたあと、メロディー付きのデジタル時計を作りました。前年度に使用した電子部品が無くなったので、配線が大変でした。
電気信号で音が発生する仕組みを理解したあと、2つの電子楽器を作りました。「センサと手の距離で音程が変わる電子楽器」と「触る場所で音程が変わる電子楽器」を作りました。
⇦スマホの操作画面
n-imamu@kagoshima-ct.ac.jp