機械工学科1年生が GMOペパボ株式会社 の会社見学をしました。

2023年7月21日(金)に,機械工学科の1年生が,GMOペパボ株式会社(鹿児島市)を見学しました。
見学では,自分の将来について考えるためのキャリア教育を実施していただきました。また,IT分野のエンジニアの方が普段どのように働いているのかをアプリケーション開発の実例を交えて,楽しく教えていただきました。グループワークも大変盛り上がりました。

学生たちは,ふだんあまり考える機会のない自分の将来について,ただ漠然と進路を選ぶだけではなくて,自らがどのようにして幸せになるかという観点を今回の見学で得られたと思います。ある学生からは,「特殊知識と一般知識」の違いと役割,そしてそれらを基にした「価値観の築き方」など新しい発見があったということでした。

機械工学科では,機械工学だけに限らずさまざまな分野の学びを提供しています。

令和4年度 卒業式 2023.3.17(Fri.)

 2023年3月17日、令和4年度卒業式が執り行われました。機械工学科5年生45名、晴れて全員そろっての卒業です。29名が企業へ就職、5名が本学専攻科へ進学、11名が全国国立大学3年生に編入学します。
 式の後、機械工学科5年生(5M)の教室において一人一人に卒業証書が手渡され、学科各教員が祝辞を述べました。教員一同、卒業を心より祝福するとともに、本学機械工学科での5年の課程を糧に、大きく羽ばたいてくれることを心より祈っています。たまには顔を見せにきてください。

「令和4年度卒業研究発表会」


 令和5年2月22日に,令和4年度卒業研究発表会がありました。機械工学科の5年生が1年間かけて取り組んだ卒業研究の成果を発表しました。色んな思いが詰まった発表があったことと思いますが,この経験はきっと次の進路に活かせることでしょう。
 鹿児島高専機械工学科では,さまざまな専門分野の教員の指導のもとで,学生が卒業研究に取り組んでいます。

機械工学科1年生が京セラ株式会社(国分工場・きりしまR&Dセンター)の見学をしました

2023年1月18日に,機械工学科の1年生が,京セラ株式会社(国分工場・きりしまR&Dセンター)を見学しました。普段みることのできない製品をつくる現場や,生産するための製造装置を見ながら京セラのエンジニアの方々から説明を受けました。
機械工学科では,2022年10月に締結された京セラ国分工場と本校との連携協力に関する取り組みを積極的に進め,2022年度には機械工学科から5名の学生が京セラへ入社しています。機械工学科は地元を支えるエンジニアを育成しています。

2023年 兎年 始動

あけましておめでとうございます。本年は干支も「飛躍」の兎年。
ますます良い一年にしていきましょう。

本校では 1 / 5(木)に講義が始まりました。
コロナ大流行の波にはあらがえず、本校でも感染が広がりつつあります。罹患の際にはくれぐれも無理をせず、ゆっくりと休んでください。静養は、病状を拗らせないためにも何より大切です。

ところで、年始から着々と学習、行事ごとは進んでいます。
先週末には雨の中、推薦入試が行われました。2023年度から新しい仲間が加わることを、一同、楽しみにしています。本試験の受験生も、リラックスして本番に臨んでください。

5年生の卒業研究も終盤です。あと半月で卒業論文を提出しなければなりません。大変ですが、長丁場の研究の集大成ですので、心を込めて作品を仕上げてください。

来月には学期末試験が控えています。下学年でも必要単位を計算して確実に取得していかないといけないのは大学流ですが、慣れれば大丈夫。試験の本来の目的は、機械工学を学ぶのに必要な教養の獲得の確認と、機械工学の基礎・応用の習得の確認です。学んだことを頭の中で整理して、自分なりに学びをまとめ上げて試験に臨んでください。

一方で、クラスマッチ(学科学年横断球技大会)、学生会(生徒会)選挙、盛り上がっていました。2023年度の学生会長は機械工学科の学生に決まりました。

写真は年始にプライベートで訪れた佐多岬(大隅半島突端。本土最南端)。
到着が夕方で、暗い車道にドキドキしましたが、その雄大な景色は圧巻でした。道中、ずっと右手にそびえる対岸の開聞岳も、夕陽をバックにそれは美しい姿でした。(佐多岬:本学より自家用車で約3時間)




冬季休業

2022 年の授業が、本日 12 / 23(金)で終了しました。
12 月に入って学内でもコロナ感染者が増えてきて、毎日心配しましたが、ひとまず無事に終了できたことに安堵しています。

ただ、まあ、寒いこと寒いこと。今日は雪まで降ってきて、とても南国とは思えません(←関東育ち)。冬季休業中、体調を崩さないようにくれぐれも注意してください。

1 / 5(木)の授業開始日に、またみなさん元気に登校してください。

公開講座を実施しました

県内のコロナ感染拡大のために2度にわたり実施を延期していた公開講座を、それぞれ実施することができました。鹿児島県内にとどまらず県外からも小・中学生のみなさんが参加し、講座に一生懸命に取り組みました。
鹿児島高専の公開講座は今後も順次実施されます。
機械工学科教員も様々な企画・準備をしていますので、どうぞ奮ってご参加ください。
(連絡先は末尾に掲載)
♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪

1.講座名:ウィンドカーを作って走らせよう
(担当)機械工学科・田畑 隆英 教授
(概要)強い風で押されているのに、なぜウインドカーは風上に向かって走ることができるのでしょうか?流体工学の世界を楽しく分かりやすく体験します。
(実施日)2022年11月26日

2.講座名:中学生のための物理実験 -摩擦力を測定する-
(担当)機械工学科・東 雄一 准教授
(概要)スターリングエンジンを作って、LEDライトを光らせてみよう! 電池を使わずに電気をつくることができるでしょうか? 機械が動く仕組みと一緒にみてみよう。

3.講座名:中学生のための物理実験2 -摩擦力を測定する-
(担当)機械工学科・小田原 悟 准教授
(概要)摩擦係数の測定実験・斜面を登る車の力学・振り子 等の実験を通して科学や工学とは何であるかを理解する。実験の方法を示し,測定機器を実際に使用してみてデータの分析を体験をする。簡単な工作体験も行う(今回は紙製竹とんぼを作成)。
(実施日)2022年12月3日 13:30~15:30
(参加者)中学生14名(1年4名, 2年5名, 3年5名)
(感想)
・夏の1日体験入学が中止となり、今回 初めて来れました。学校の雰囲気も良く、色々なお話が聞けて良かったです。またこのような機会があれば是非行ってみたいです。
・先日はありがとうございました。紙で作成した竹とんぼもどきを持って帰り、自宅でも飛ばしておりました。来年度、ぜひ一日体験入学に参加したいと思います。中学生向けの講座は、日頃の高専の授業風景とかの映像とか見れたら良いなと思いました。
・親子共々初めて高専に行きました。進路先に考えている学校の 1つですので、今回講座に参加できて本人はとても喜んでいました。もっと実験や高専でしかできない体験ができる講座が開催されたら嬉しいし、参加してみたいと思います。
・早く到着した方々にも気を遣って早めに色々と説明して下さり助かりました。タミヤの RCが置いてあったので、もっと時間があればそれを使用した実験をしてみたかったです。紙とんぼは上手く飛ばせなかったけど、作るのは楽しい時間でした。今まで以上に数学に力を入れようと思います。貴重なお時間をありがとうございました。
・とても楽しい授業でした。高専を受験したいと思っています。
・先生から直接教わり少し自分には難しいところもあったけど、竹トンボ作りが楽しかったです。ただ、上手く飛ばせなかったのが残念でした。学校の場所や周囲の環境がわかったので、行って受講できてよかったです。ありがとうこざいました。
・実験を体験して証明する。教科書の中だけで学ぶのではなく、自分でやってみて理解すること。貴重な講座だと思いました。

♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪

公開講座受講者募集ページ
 https://www.kagoshima-ct.ac.jp/news/21480/
尚、最新の情報は、学生課教務係までメール・お電話にてお問合せください。
 Tel:0995-42-9014 FAX:0995-43-2584
 Emal:kouhou@kagoshima-ct.ac.jp              

卒業研究の中間発表が行われました(令和4年度)

卒業研究 第2回中間発表 (2022/10/13)

高専5年生は、1年かけて卒業研究を実施します。その成果は1月中に卒業論文にまとめ、2月に発表します。機械工学科ではこの本番に先立ち、2回の中間発表の機会を設けています。教員や仲間から質問やコメントを得て、本番に向けて内容をブラッシュアップしてゆくのです。学生は皆、気合が入ります。

45名が2日間に分けて、緊張の面持ちで中間成果を発表しました。鋭い質問や厳し~いコメントにもひとまずきちんと対応。緊張はますます高まりますが、まあ、それも勉強です😊

「航空技術」についての特別講演が行われました

学生のキャリアアップを目的として、12月14日(火)に「航空技術」についての特別講演が行われました。
講演タイトルは「企業が求める航空人材」で、講師はANAベースメンテナンステクニクス(株)代表取締役社長 細見光徳 氏、および、元 沖縄工業高等専門学校機械システム工学科教授 田口学 先生です。
講演では、「航空業界の仕事について」の紹介が行われ、「仕事に正直に向き合うこと」、「入社同期の人たちとの絆を大切に」、「一歩踏み出す勇気」等について、体験談を交えて、お話がありました。
また、学生からの質問として、「リーダーや社長になるにはどうしたらよいですか?」、「学生時代に大切にしてきたことは何ですか?」、「自分の意見をなかなか言えないが、どうしたらよいですか?」等が出されました。学生にとって、とても有意義な時間となり、進路選択の一助にもなったのではと思います。
細見社長、田口先生、とてもお忙しいところ、ご遠方より、ご来校下さいまして、ありがとうございました。
なお、聴講者として、機械工学科を中心とした学生168名、教員8名、事務職員10名の合計186名が講演に参加しました。

令和4年度から機械工学科専門科目の内容が新しくなります

機械工学に関連する分野は幅が広く、様々な産業分野で機械技術者が求められています。

制御・情報工学に加えて、近年では、AI(人工知能)や自動運転、IOT(製品自体をインターネットにつなげて、より便利に活用する)技術等も取り入れられ、常に機械工学分野は進化し続けています。

このように、機械技術者の産業界から求められる能力の変化に対応するために、令和4年度から機械工学科専門科目の学習内容を新しくします。機械工学を軸足として、AIやIOT等、周辺技術に関する基礎的な内容を含むようにします。

特に、次の3つの項目について、充実させます。
1.デザイン(意匠デザイン、設計、PBL)
2.知  能(プログラミング、AI、ICT)
3.導入教育(基本的な内容の座学、体験学習、企業見学)

—–

新しい教育内容の設計方針を示します。
1.基礎科目(物理学および数学)、ならびに、力学系科目(材料力学、機械力学、熱力学、流体力学)をはじめとする専門科目(材料学、工作、設計、制御等)を配置します。
2.導入教育を充実させる科目として、機械工学演習を配置します。
2.実践的な技術を習得する科目として、工作実習、設計・製図、工学実験を配置します。
3.創造性およびデザイン能力を高め、ものつくりの過程を学ぶため、デザイン系科目(プロダクトデザイン、デジタルデザイン、創造デザイン、卒業設計)を配置します。
4.機械工学と融合・複合する分野にも対応するため、知能・情報系科目(コンピュータリテラシ、AI基礎、情報処理、回路情報工学、メカトロニクス等)を配置します。
5.自主的に活動し、対話、課題発見、調査、分析、問題解決、発表、討論の能力を高めるためのPBL科目として、デザイン系科目に加え、メカトロニクス演習を配置します
6.5年次には、全ての科目の総まとめとして、自ら、答えのない工学的問題や課題を発見して考え、計画的に取り組み、論理的に解決策を導いていく問題解決能力を高めるため、卒業研究を配置します。

以上です。