地域企業特別講義

11月17日(水)に本校3年生向けのキャリア教育の一環として、地域企業特別講義が行われました。例年は地域企業見学を行っていましたが、コロナ禍ということもあり、本年度は地域企業3社((株)明興テクノス、(株)ユー・エム・アイ、リニューアブル・ジャパン(株))にご来校いただき、ご講演をしていただきました。講演内容は、「企業紹介、地域企業の現状、高専生への期待、地域で活躍する先輩から」、「地域企業でのものづくり、今の学びがどう活きるか」、「専門性を生かして地域で活躍するには」等、ジャンルの異なる3企業から講師に来ていただき、それぞれの立場からお話をいただきました。進路について悩んでいる学生も多い中、貴重なご講演を聞くことができ、学生の進路選択の一助となったのではないかと思います。

特別講座(進路説明会及び卒業研究見学)

11月17日の特別講座は進路説明会及び卒業研究見学を行いました。進路説明会では5年生の向井 優登君がアイリスオオヤマ、下津曲 将君が九州大学について分かり易く4年生に講演してくれました。4年生はメモをとるなどして熱心に聴いていました。

その後、4年生は、興味関心のある研究室を4個所見学し、来年度の卒業研究のテーマをイメージしてもらいました。電子制御工学科は、機械工学・電気電子工学・情報工学など様々な分野の教員が指導しているため、研究テーマは幅広く設定され、視野を広げて研究する力が養われます。あなたも鹿児島高専の電子制御工学科に入学し卒業研究してみませんか?

特別講座 校長講演

11月15日(月)に当学科4年生の特別講座が実施されました。特別講座では、様々な分野で活躍されている方々をお招きしてご講演いただいています。今回は氷室校長が「科学と水とマイクロバブル」というテーマで、科学技術の歴史や水の不思議、マイクロバブルの活用事例などについて講演し、学生たちは熱心に聴いていました。校長の講演と聞くと、堅苦しいイメージがあるかもしれませんが、和気あいあいとした雰囲気で、学生から多くの質問が飛び交っていました。90分の講演でしたが、時間が経つのはあっという間で、校長は話し足りない、学生も聞き足りない様子で残念そうでした。学生にとって有意義で楽しい時間を過ごせたかと思います。

サイバーセキュリティボランティアを実施しました

先日に委嘱状を受けました、原田君と川畑君が龍郷町立赤徳小中学校にてサイバーセキュリティボランティアを実施しました。原田君は「キャンペーンを装った個人情報搾取のリスク」、川畑君は「著作権とオンラインゲームでの個人情報漏洩」をテーマに小学生と中学生に向けて、注意喚起を行ないました。また、個人情報がどの様な場面で漏洩するのか、4人の学生が寸劇を行ない、悪役を務めた原田君の見事な演技に会場から、様々な声が聞こえてきました。

後半は本校の紹介を行ない、講演後には「高専に入学してAIの研究者になりたい」という児童が出てきたり、校長先生から「一つの資料で学年向けに言葉を適切に選択しているところに能力の高さを感じた」との講評を得るなど、大変に有意義な活動になったと思います。

 

学生寮留学生パーティーが開催されました

11月11日(木)学生寮多目的ホールにおいて留学生パーティーが開催されました。当初前学期に開催予定でしたが、新型コロナの新規感染者数が拡大状況にあったことや入学予定の留学生の来日が遅れたこともあり、この日の開催となりました。電子制御工学科に所属する2名を含む7名の留学生全員が参加し、寮生会メンバーと「ご当地クイズ」やゲーム、ビンゴ大会などを楽しみました。留学生は日頃同じクラスの学生との交流にとどまりがちですが、ここでは学年・学科の異なる学生とも会話を楽しんでいる様子が印象的でした。これを機会にお互いの異文化への理解が深まるとともに、参加者以外にも交流が広がることを期待したいと思います。

当学科学生がサイバー防犯ボランティアの委嘱を受けました

当学科4年生に在籍している原田耀太君と川畑匤史君が、鹿児島県警からサイバー防犯ボランティアの委嘱を受けました。高専機構はサイバーセキュリティ分野に詳しい人材を育成するK-SEC事業を進めておりますが、本校では令和元年度から教育を受けた学生が小中学校へ訪問し、セキュリティ教育を行なう活動を行なっております。昨年度はコロナ渦のために企画できませんでしたが、今年度から再開するに当たって、この活動に賛同頂いております鹿児島県警から、新規参加者4名に対して委嘱状が渡されました。式では、サイバー犯罪対策課長と本校校長から、この活動の有意性が説明され、学生達は改めて気を引き締めている様子でした。

令和3年度高専祭(体育祭)

10月24日(日)に第58回高専祭(体育祭)が行われました。
今年は天候にも恵まれましたが、新型コロナウイルス感染症対策を最優先し、可能な限り密集を避けるため、4年生の保護者(1家族につき2名以内)のみ来校可能とする形で実施いたしました。
体育祭では、例年、応援団演舞と櫓絵は、学生たちが特に力を入れており、これまで一生懸命練習、準備をしてきました。
電子制御工学科の応援団は2位、櫓絵は4位に入賞しました。
高専祭を通して団結力や学年の垣根を越えた絆が深まったのではないかと思います。

令和3年度 高専祭 文化祭

10月23日(土)は59回目の文化祭が開催されました。コロナ禍ということもあり、無観客での実施でした。天気にも恵まれ、屋外ステージでの合唱やバンド演奏等の催しや露店に多くの学生達が集まり、授業日とは雰囲気が一変し、賑やかな一日となりました。また、日頃の文化系活動の発表の場として、様々な製作物の展示企画も行われました。コロナ禍、何かと制限が多い中、実行委員のメンバーを中心として学生主導で準備を進めながら無事実施することができました。学生達にはきっと良い思い出になることでしょう。

DX Project – NECアイデア発表会

今回で3年目となりますが、包括連携協定を結んでおりますNEC様のご協力を得て、アイデア発表会を実施しました。発表者は、期末試験前後の忙しい中に資料を作成し、熱心にアイデアを説明していました。その熱意もあって、評価は甲乙付けがたいとなり、5名を同列として優秀発表、1名を最優秀発表として表彰いたしました。今後は、外部の発表会参加を目指していく予定です。

NECオンライン見学

NECと本校は、昨年度に包括連携協定を締結しましたが、当学科の有志学生がその一環であるDXプロジェクトに参加し、AIのオンライン研修やアイデア発表会などに取り組んでいます。今年度は初の試みとして、オンライン見学会を企画しました。これは、コロナ渦で企業訪問が難しい中、リアルタイムで見学施設に接続し、リモートで見学を実現するシステムです。

NECの技術について、実際に使用する様子が見られて、本校側からの質問に先方の解説員の方が即座に対応して頂けることに、参加者は楽しんでいる様子でした。