文化祭 プレゼンテーションコンテスト2023

 令和5年10月21日(土曜)に高専祭・文化祭が開催されました。文化祭は,数年ぶりの入場制限なしで開催され,大勢の人で賑わいを見せていました。

 鹿児島高専では,2年生以下は新カリキュラムにより授業が行われており,2年生ではリベラルアーツⅠが開講されています。リベラルアーツⅠでは4つのテーマから一つを選んで,グループに分かれて調査し,調査内容についてパワーポイントを使って発表を行います。文化祭のプレゼンテーションコンテストでは,50チームを超えるグループの中から選出された8チームが発表を行いました。8チームの中に電子制御工学科2年生が6名参加しております。参加していた学生は,木原くん,下境田くん,佐々川くん,三田くん,村尾くん,南田くんです。発表を行った学生の皆さんは,熱のこもった良い発表をしていました。特に優秀な発表を行った4チームは表彰されており,下境田くんのチームが教務主事特別賞,三田くんのチームが校長特別賞を受賞しました。来年度も電子制御工学科の学生がプレゼンテーションコンテストで活躍してくれることを期待しています。

International Symposium on Innovative Engineering 2023(ISIE2023)での発表

 2023 年9 ⽉ 25 ⽇(⽉)にマレーシア・ペトロナス⼯科⼤学(UTP:Universiti Teknologi PETRONAS)で行われたInternational Symposium on Innovative Engineering 2023 (ISIE2023)で機械・電子システム工学専攻2年の木ノ上 博基さん(電子制御工学科卒)が「A Study of Simplified Shielding Factor Calculation Formula for Open Type Magnetically Shielded Room」の演題で発表を行いました。ISIE とは 九州沖縄 9 ⾼専とUTPで開催している学⽣向け国際シンポジウムです。マレーシアと⽇本の間で交互に開催され、今年度は7回⽬となり、UTP 主担当(佐世保⾼専副担当)で実施されました。木ノ上さんは専攻科修了後、東京大学に進学予定で、さらに、研究活動に励みたいということです。今後の活躍を期待しています。

創作活動のご紹介(電子制御工学科1年生)

 鹿児島高専の1年生では「創作活動」という科目を開講しています。
 この科目はグループワークを中心として、提示されたテーマについて取り組む実践的な内容となっています。今年度はノートPCなどの情報端末などを用いて、あるテーマに沿った動画を作成することに取り組み、テーマの一つとして、近年、話題になることの多い「SDGs」を取り上げました。
 グループごとに「SDGs」の17の目標、169のターゲットの中から一つを選んでもらい、『「SDGs」についての関心や理解を深めてもらうための動画をつくる』ことに取り組みました。グループでの話し合いや役割分担しての情報収集やデータ作成を行い、また、動画を効果的にみせるためのテロップやBGMなどの技術的な工夫について、一生懸命取り組んでいました。
 終盤には発表会を実施し、全グループの作品の発表を通じて、それぞれが行った工夫について学んだり、改善点などについて意見交換をしたりしました。
 高専に入学して、専門学科のメンバーで初めて実施するグループワークということもあり、当初は緊張している様子も見られましたが、回を重ねるごとに楽しんで取り組んでいるようでした。皆で話し合いながら、一つの課題に取り組むことの楽しさを感じてもらえたと思います。

公開講座「KOROBO Liteの製作及びプログラム作成によるものづくりと制御の体験」

 8月19日(土)に、公開講座「KOROBO Liteの製作及びプログラム作成によるものづくりと制御の体験」を実施しました。定員4名に対して、11名の応募がありました。講座は、電子制御工学科教員1名、電子制御工学科5年生4名が担当し、小学5年生2名、中学2年生2名の4名が参加しました。講座では、最初に鹿児島高専について説明をし、その後1時間かけてKOROBO Liteの製作をしました。製作途中で簡単なモーターのしくみについて説明をしました。その後、前後進、左右の回転、左右前後進、ブレーキ、停止、ループ、分岐などの基礎的なプログラムを学びました。その後、光センサーのしくみ(LEDとフォトトランジスタ)について説明し、光センサーの検出によってライントレース、障害物・床検出などの応用的なプログラミングの作成も行いました。来年も実施しますので、興味のある小中学生はぜひ参加してください。

本学科の谷口先生が「自動車業界について」というタイトルで講話しました

本学科所属の谷口先生が、4年生で開講されている特別講座という授業において「自動車業界について」というタイトルで学生に話をされました。谷口先生は大学を卒業してから自動車業界で設計開発の業務に携わっていた経験があり、自動車の魅力や自動車業界で働くことについて、エピソードを交えながら話をされました。

聴講した学生たちも、普段の授業では聞けない自動車業界の裏話なども聞くことができて、とても良い機会になったと思います。授業が終わってからも、谷口先生に熱心に質問する学生もいました。

ロボティクス・メカトロニクス講演会2023 in Nagoya で学生が発表を行いました

 6月28日(水)~7月1日(土)の4日間、名古屋国際会議場で行われた「ロボティクス・メカトロニクス講演会2023 in Nagoya」で機械・電子システム工学専攻2年の川崎翔馬さん(電子制御工学科卒業)が特別研究で行っている研究成果の発表を行いました。本講演会は、「新たな時代を創るロボティクス・メカトロニクス」をテーマに様々なワークショップ・チュートリアル・企業展示・特別講演などが行われ、川崎さんは1400件以上応募のあったポスターセッションに参加しました。90分間の発表時間がありましたが、途切れることなく多くの研究者や学生から質問があり、充実した時間を過ごしたのではないかと思います。

 また、4月に赴任された上田悦子校長先生も同じ会場で発表をされており、川崎さんの発表を聴きにきてくださいました。今回の経験が、川崎さんのこれからの研究活動への良い刺激となってくれたのではないかと思います。

川崎翔馬さん(写真左)と上田悦子校長先生(写真右)

日本機械学会九州支部九州学生会第54回学生員卒業研究発表講演会での発表

 3月3日(金)に宮崎大学で行われた日本機械学会九州支部九州学生会第54回学生員卒業研究発表講演会に電子制御工学科5年の藤原琉聖君が参加し、「リアクションホイールを用いた転がり移動ロボットの動作に関する一考察」のテーマで発表を行いました。本講演会は、九州内の大学4年生と高等専門学校本科5年生および専攻科2年生の卒業予定者が発表を行うものです。初めての学外での発表ということでとても緊張した様子でしたが、1年間の研究の成果を堂々と発表することができました。

 藤原君は卒業後は本校の専攻科(機械・電子システム工学専攻)に進学予定で、今後の活躍により一層期待したいと思います。

宮崎大学木花キャンパス
発表前の準備の様子

令和4年度卒業研究発表会

2月22日、電子制御工学科の令和4年度卒業研究発表会が行われました。5年生は、1年かけて卒業研究を実施し、その成果を1月中に卒業論文にまとめ、2月に発表を行います。電子制御工学科は、機械、電気電子、情報の幅広いテーマでの研究内容で、1人の発表の場合は発表時間が7分、質疑応答が3分(2人の発表の場合は発表時間が10分、質疑応答が5分)で活発に討論が行われました。先生方の鋭い質問に学生が時々、たじろぐ場面もありましたが、無事に終わりました。その様子が下記の写真です。

本学科教員が令和4年度優秀教員に選ばれました

本校では、例年、教育・研究活動、社会貢献、学校運営等を勘案し、特に顕著な功績を挙げている教員に対して、表彰が行われていますが、令和4年度は、一般部門と若手部門の両方で本学科の教員が選ばれ、1月25日に表彰式がありました。

一般部門で新田敦司教授、若手部門で瀬戸山康之准教授が受賞しました。

本校HP:https://www.kagoshima-ct.ac.jp/news/23208/

鹿児島高専の雪だるま

 令和5年1月24日(火曜)から25日(水曜)にかけて,全国的に強い寒気の影響で,鹿児島高専のある霧島市に雪が降りました。その影響で,鹿児島高専は24日午後,25日午前と休講となりました。

 鹿児島高専でも積雪が見られ,積もった雪を使って電子制御工学科2年生4名が雪だるまを作りましたので,紹介したいと思います。本人たち曰く,「雪だるまを製作するための場所を探すのに苦労しました」とのことでした。

 寒さに負けず,学生たちは頑張っています。