本学科の谷口先生が「自動車業界について」というタイトルで講話しました

本学科所属の谷口先生が、4年生で開講されている特別講座という授業において「自動車業界について」というタイトルで学生に話をされました。谷口先生は大学を卒業してから自動車業界で設計開発の業務に携わっていた経験があり、自動車の魅力や自動車業界で働くことについて、エピソードを交えながら話をされました。

聴講した学生たちも、普段の授業では聞けない自動車業界の裏話なども聞くことができて、とても良い機会になったと思います。授業が終わってからも、谷口先生に熱心に質問する学生もいました。

ロボティクス・メカトロニクス講演会2023 in Nagoya で学生が発表を行いました

 6月28日(水)~7月1日(土)の4日間、名古屋国際会議場で行われた「ロボティクス・メカトロニクス講演会2023 in Nagoya」で機械・電子システム工学専攻2年の川崎翔馬さん(電子制御工学科卒業)が特別研究で行っている研究成果の発表を行いました。本講演会は、「新たな時代を創るロボティクス・メカトロニクス」をテーマに様々なワークショップ・チュートリアル・企業展示・特別講演などが行われ、川崎さんは1400件以上応募のあったポスターセッションに参加しました。90分間の発表時間がありましたが、途切れることなく多くの研究者や学生から質問があり、充実した時間を過ごしたのではないかと思います。

 また、4月に赴任された上田悦子校長先生も同じ会場で発表をされており、川崎さんの発表を聴きにきてくださいました。今回の経験が、川崎さんのこれからの研究活動への良い刺激となってくれたのではないかと思います。

川崎翔馬さん(写真左)と上田悦子校長先生(写真右)

日本機械学会九州支部九州学生会第54回学生員卒業研究発表講演会での発表

 3月3日(金)に宮崎大学で行われた日本機械学会九州支部九州学生会第54回学生員卒業研究発表講演会に電子制御工学科5年の藤原琉聖君が参加し、「リアクションホイールを用いた転がり移動ロボットの動作に関する一考察」のテーマで発表を行いました。本講演会は、九州内の大学4年生と高等専門学校本科5年生および専攻科2年生の卒業予定者が発表を行うものです。初めての学外での発表ということでとても緊張した様子でしたが、1年間の研究の成果を堂々と発表することができました。

 藤原君は卒業後は本校の専攻科(機械・電子システム工学専攻)に進学予定で、今後の活躍により一層期待したいと思います。

宮崎大学木花キャンパス
発表前の準備の様子

令和4年度卒業研究発表会

2月22日、電子制御工学科の令和4年度卒業研究発表会が行われました。5年生は、1年かけて卒業研究を実施し、その成果を1月中に卒業論文にまとめ、2月に発表を行います。電子制御工学科は、機械、電気電子、情報の幅広いテーマでの研究内容で、1人の発表の場合は発表時間が7分、質疑応答が3分(2人の発表の場合は発表時間が10分、質疑応答が5分)で活発に討論が行われました。先生方の鋭い質問に学生が時々、たじろぐ場面もありましたが、無事に終わりました。その様子が下記の写真です。

本学科教員が令和4年度優秀教員に選ばれました

本校では、例年、教育・研究活動、社会貢献、学校運営等を勘案し、特に顕著な功績を挙げている教員に対して、表彰が行われていますが、令和4年度は、一般部門と若手部門の両方で本学科の教員が選ばれ、1月25日に表彰式がありました。

一般部門で新田敦司教授、若手部門で瀬戸山康之准教授が受賞しました。

本校HP:https://www.kagoshima-ct.ac.jp/news/23208/

鹿児島高専の雪だるま

 令和5年1月24日(火曜)から25日(水曜)にかけて,全国的に強い寒気の影響で,鹿児島高専のある霧島市に雪が降りました。その影響で,鹿児島高専は24日午後,25日午前と休講となりました。

 鹿児島高専でも積雪が見られ,積もった雪を使って電子制御工学科2年生4名が雪だるまを作りましたので,紹介したいと思います。本人たち曰く,「雪だるまを製作するための場所を探すのに苦労しました」とのことでした。

 寒さに負けず,学生たちは頑張っています。

小学校への出前講座を実施しました!

 鹿児島高専が展開するSTEAM教育出前講座の一環として、小学校での出前授業を実施しました。
 令和4年12月8日(木)に霧島市立福山小学校へ、12月10日(土)に霧島市立安良小学校へお邪魔し、「ロボット制御を体験しよう」というテーマで出前型の講座を実施しました。福山小学校では7名、安良小学校では13名の3年生から6年生の生徒さんが、プログラミング、センサの使い方、走行車モデルの制御について一生懸命取り組みました。講座は電子制御工学科の5年生3名と教員2名が担当し、プログラミング指導は本校学生が主に行いました。受講した生徒の皆さんと先生方には、高い関心を持っていただき、また大いに楽しんでいただけたようでした。本校の学生・教員にとっても、小学校に出向いての講座は大変貴重な経験となりました。将来を担う子供たちが、本講座をきっかけにものづくりへの興味を持ってもらえると幸いです。

 他にも様々なテーマで出前講座を実施しています。ご興味のある場合は、是非、鹿児島高専 企画係(kikaku@kagoshima-ct.ac.jp)へご一報ください。

K-SECセキュリティウインタースクール2022への参加

国立高専機構では、サイバーセキュリティに特化したスキルの高い人材を育成することなどを目的としたK-SEC事業を推進しています。本校は2019年から、小中学校訪問などの活動を行っております(PR TIMESにて紹介されました)

この度、当学科2年生の木佐木陽介君が各校1名参加のセキュリティスクールに参加してきました。IT企業の講師から「ファジングによる無線LANルーター解析」「チーム対抗!SBTオリジナル業務体験型CTF」「企業で実際に行われているCTFにチャレンジしよう!」の3テーマで実習が行われ、優秀な学生とチームを組んで作業することにより、とても良い刺激を受けた様です。

本人コメント「今回のK-SECは私のなりたいと考えているエンジニア像を実現するために足りないことを認識するいい機会となりました。またほかの高専の方から自分の持っていない技術や使っていない手法を発見することができとても良い刺激となりました。これからの自分のキャリア設計などに生かしていけたらと思います。」

一関高専はサイバーセキュリティの先進校です。
チーム作業にて、有能者の思考などに刺激を受けた様です。
2日間全日で行われましたが、あっという間だったとのことです。

公開講座「ミクロの世界をのぞこう!! ~さわれる?!見えない世界~」を実施しました。 (令和4年11月19日開講)

11月19日(土)に「ミクロの世界をのぞこう!! ~さわれる?!見えない世界~」というテーマで、電子顕微鏡でミクロの世界を体験ができる講座を実施しました。

講座は,電子制御工学科教員,専攻科生2名,電子制御工学科5年生4名が担当し,小・中学生6名が参加しました。講座では,普段触れることのない電子顕微鏡でミクロの世界をのぞくことや,観察した対象物を3Dプリンタで立体的に出力することを通して,科学技術分野に対する興味やもの作りの楽しさを体験してもらいました。また、本年度から電子顕微鏡の遠隔操作を実施しており、出前授業も実施できる環境を整えています。本講座に参加して電子顕微鏡を触ってみませんか。来月も実施する予定ですので,興味のある小中学生はぜひ参加してください。

顕微鏡について説明しています
電子顕微鏡の体験をしています。
3Dプリンタを興味深く観察していました

開講記念特別講演会の発表

 11月9日に開講記念特別講演が実施されました。特別講演では,Well-beingをテーマに複数の講演,発表が行われましたが,その一つに令和4年9月12日(月)から9月16日(金)で実施されたJSTS(Japan Seminar on Technology for Sustainability)の発表がありました。JSTSに関する詳しい内容については以下のリンクを参照されてください。

JSTS2022

 JSTSは,学生が主体となるセミナーで,今年度は高専生,技科大生,海外(マレーシア,タイ,フィンランド)の大学生が参加し,『みんなを笑顔にする超スマート社会とクリーンエネルギーの実現』というテーマでグループワーク,プレゼンテーションを行いました。

 また,JSTSの運営についても学生が主体となって行っており,そのリーダーを電子制御工学科5年 入尾野智紀くんが担当しました。今回の特別講演では,JSTSの学生実行委員として経験した内容について発表を行いました。鹿児島高専では,学生の成長につながる複数の取り組みを行っており,それぞれの取り組みを通じて学生個々のWell-beingが実現されることを期待しています。